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2016年 04月 04日

被写界深度のお話

いい作例がありましたので、被写界深度のお話です。
絞り値(F値)が小さいほど被写界深度が浅くなります。
被写界深度とはピントがあっている距離のことです。
被写界深度のお話_e0349124_11145262.jpg
上の写真はチューリップにピントを合わせているので、背景がボケています。
背景が遠くになればなるほどボケますが、絞り値でボケ量をコントロールすることもできます。
上の写真は、F2というX100で一番絞りを開いた状態(絞り値が小さい)です。
背景が綺麗にボケてチューリップの花を浮き立たせています。
被写界深度のお話_e0349124_11145419.jpg
こちらの写真は、F4に絞っています。上の写真より背景のボケ量が減って何が写っているかが分かるようになってます。
距離を変えなくても絞り値を変えることでボケ量をコントロールできます。

今回は、チューリップの花にピントを合わせましたが、
チューリップの花も平面ではないので、ピントが合っているところと外れているところがあります。
絞り値を小さくして、チューリップの花の一部だけにピントを合わせることもできますし、
絞り値を大きくして、チューリップの花全体を被写界深度内に入れてクッキリ写すこともできます。
とりあえず開放で撮りがちなので、このセンスを身に着けていきたいです。


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by x-t10 | 2016-04-04 11:30 | X100


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